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Maneki Pipeline

ゲーム開発のためのプロシージャルワークフロー

[雑記]MeshAIで生成したデータの名称とルール化によるデータ整理

MeshAIで生成したモデルの名称ルールを利用できるルールを設定しモデルを分類する

名称に基づいたデータの分類を行いたい

生成AIでモデルを作り始めた場合、これまでには考えられなかったほどのペースで大量の3Dモデルが生成されることが予想される。
結果、モデルを一覧表示できたとしても、目的のデータを探し出すことが非常に困難になるという課題が生じる。
生成したタイミングでユーザーが手入力で分類することもできなくはないと思うがこのような作業は出来れば自動化したい。

ダウンロードの度に手作業で分類は出来ればしたくない

MeshAIで生成されるモデルの名称ルール

MaehyAIに限って言えば生成されるデータを保存しようとした場合、そのファイルの名称は一定のルールで設定される。これを分類に利用したい。
保存データのデフォルト名は、入力したプロンプトに対して

生成時に設定したプロンプト

「{文字数切り捨てのプロンプト}_{(多分)生成時の世界標準時刻}_texture_fbx.zip」となる。

デフォルトの保存名はプロンプトに準拠している

これを利用して、プロンプト設定時「{分類名_}プレフィックス(接頭辞)を付ける」というルールを設定する。

分類

データ量が増え、分類が多様化することを考慮し、分類を2段階(メインカテゴリ、サブカテゴリ)で行う。

  1. サブカテゴリ: これは上記の「fish」のようなプロンプトのプレフィックス。
  2. メインカテゴリ: よりゲームに導入されるという想定で設定した分類で、fishは環境内に置かれる生き物「animal」という分類

ここで、プロンプトに「animal」のような情報まで含めると、生成結果に意図しない影響を与える可能性があるため、メインカテゴリはプロンプトには含めず、JSONファイルのような外部ファイルで、サブカテゴリとメインカテゴリの対応付けを管理していく。

メインカテゴリわけのためのjson メインカテゴリはプロンプトに影響を与えないようにjsonなどの外部ファイルで指定

実際に分類した状態が以下となる(以前までのデータは手入力で直した)

保存名準拠でメインカテゴリとサブカテゴリを追加した

将来的に画像解析してタグ付けみたいなこともできると便利そう。
パイプラインに組み込めるような画像解析AIがあれば実現できると思うのでHoudiniのAI関連の取り組み次第では実現可能か試してみたいです。

fish_ball

プロシージャル魚類